理解度テストやeラーニング・オンライン研修の実施など、貴社向けにカスタマイズする事も可能です。お気軽にお問合せください。

人材育成サービス財務経理実務の実践研修 -退職給付会計・企業年金(国際会計基準(IFRS)対応)

退職給付会計・企業年金について、実務処理を学習する研修です。

研修のねらい

退職給付会計実務を、基礎的な内容を体系的に解説したうえで、制度変更・基準改正動向を含めた応用的な内容を学習します。

特徴

●基礎から上級実務、さらにはIFRSの論点まで、退職給付会計・企業年金の実務処理を網羅的に学ぶことができます。レベルに応じてカスタマイズも可能です。

●書籍を読むだけでは理解が難しい処理方法などを、実務ベースで解説します。

●豊富な演習で、実務ですぐに役立つスキルが身につきます。

 

プログラム

  1. 初級編:退職給付会計(日本基準)
    ・退職給付会計の目的は?
    ・退職給付制度の概要は?(DB 型とDC 型の会計上の取扱い含む)
    ・退職給付会計の「ゴール」と「理解のための最重要ポイント」は?
    ・退職給付債務(DBO)・勤務費用・利息費用の内容と関係は?
    ・未認識項目とは?
    ・退職給付会計の3点セット(全体像・ワークシート・会計処理)
  2. 中級編①:退職給付会計(日本基準)の基本論点
    ・退職給付会計の全体像・ワークシート・会計処理(単体)
    ・退職給付会計の全体像・ワークシート・会計処理(連結)
    ・DBO 計算プロセス(期間帰属方法含む)
    ・基礎率の設定方法と影響
    ・退職給付会計実務に関する役割分担と業務フロー
    ・その他(実務上の注意点)
  3. 中級編②退職給付会計(日本基準)の応用論点
    ・退職給付に関する注記開示
    ・簡便法の内容と注記、及び原則法への移行と比
    ・DBO 自社計算システムと委託計算、及びグループ会社計算体制
    ・退職給付会計における内部統制
    ・退職給付会計に関する税務及び税効果会計上の取扱い
    ・退職給付信託
  4. 中級編③退職給付会計(日本基準)の制度変更関連論点
    ・各制度の内容とメリット・デメリット
    ・各給付設計のエッセンス
    ・制度変更時の会計処理(大量退職等含む)
    ・複数事業主制度の内容と会計処理(移行時の処理含む)
    ・リスク分担型企業年金の内容と会計処理(移行時の処理含む)
    ・働き方改革に伴う退職給付制度変更の選択肢と会計処理
    ・制度変更プロジェクトの考え方と進め方
    ・経理財務・会計士・内部監査人の方へのアドバイス
  5. 上級編①:IFRS(IAS19)の基本論点
    ・日本基準とIFRSの相違点(総論)
    ・日本基準とIFRSの相違点一覧
    ・個別論点①「割引率の設定方法」
    ・個別論点②「死亡率の改善見込み」
    ・個別論点③「簡便法適用企業の取扱い」
  6. 上級編②:IFRS(IAS19)の応用論点
    ・前回の重要ポイント(IFRSの基本論点)
    ・IFRS 初度適用の会計処理
    ・IFRSにおけるアセットシーリング
    ・IFRSにおける注記開示
    ・IFRSにおける退職給付以外の給付(有給休暇等)の会計処理
    ・IFRSに関する実務対応のポイント
    ・IFRSの改正内容及び改正動向

関連研修
企業会計(財務入門Ⅱ)研修 -C/F,連結財務諸表

関連eラーニング
IFRS対応 退職給付会計講座
企業会計入門講座-B/S,P/L,C/F,連結財務諸表

概要

日程・講義時間 1日 7時間
受講対象 会計を初めて学習する方
階層 内定者/新入社員~若手
実施形態 講師派遣・オンライン・eラーニング
導入実績 大手総合商社、大手グローバルメーカー