理解度テストやeラーニング・オンライン研修の実施など、貴社向けにカスタマイズする事も可能です。お気軽にお問合せください。

人材育成サービスCFE(公認不正検査士)

不正対策として「財務取引と不正スキーム」「法律」「不正調査」「不正の防止と抑止」を学び、リスクの評価・対応を可能にします。

CFEとは

CFE(Certified Fraud Examiner:公認不正検査士)は、米国テキサス州に本部を置くACFE(Association of Certified Fraud Examiners:公認不正検査士協会)が認定する国際資格です。 ACFEは1988年に設立され、世界180カ国に85,000人を超える会員を有し、不正対策に関する最先端の知識と問題解決策を提供しています。CFEは、不正対策強化に貢献できる世界標準の素養を備えたエキスパートと位置づけられています。不正には、不正を犯す「動機」や「機会」、不正行為の「正当化」という3つの要因があります。組織の不正対策の有効性を高めるためには、内部統制によって「機会」の最小化を図ることはもちろん、具体的手法や人間の心理がもたらす「動機」、「正当化」にまで理解を深め、疑惑が生じたときには的確に調査を進められる体制を整えておく必要があります。CFE資格保持者は、この体制構築に貢献できる人材として、世界の経営者、監査人に注目されています。

特徴

●コンプライアンスやCSR(企業の社会的責任)に対する要請の高まりにより、不正リスクにどの程度対応できているかが企業価値に影響する時代となりました。ACFE(Association of Certified Fraud Examiners:公認不正検査士協会)は、組織の不正リスク対策に重要な4つの分野を以下のように定めており、CFE資格保持者は、こうした横断的な知見をもって、不正が「どのようにして」起こるのかだけではなく、「なぜ」起きるのかにも着目してリスクの評価、対応を行います。

プログラム

SECTION1:財務取引と不正スキーム
第1回 会計の概念、財務諸表不正
第2回 資産の不正流用(キャッシュ受領スキーム)、資産の不正流用(不正支出スキーム)
第3回 棚卸資産・その他の資産の窃盗、汚職の形態、知的財産の盗用、金融機関不正
第4回 小切手とクレジットカード詐欺、保険金不正、医療費不正、消費者詐欺第5回 消費者詐欺(続き)、コンピューターおよびインターネット関連不正、契約および調達に関する不正
SECTION2:法律
第1回 法制度の概説、不正に関連する法、倒産(支払不能)詐欺
第2回 証券詐欺、マネー・ローンダリング
第3回 不正検査における個人の権利、刑事裁判制度
第4回 民事裁判制度、証拠の基本原則、証言
SECTION3:不正調査
第1回 不正検査の計画と実施、文書の分析、面接調査の理論と応用
第2回 面接調査の理論と応用(続き)、被疑者との面接および供述書の取得、秘密裏に行う不正検査、情報源
第3回 情報源(続き)、データ分析および報告ツール、デジタル・フォレンジック
第4回 デジタル・フォレンジック(続き)、不正取引の追跡、報告書の作成SECTION4:不正の防止と抑止
第1回 犯罪行動の理解、ホワイトカラー犯罪、コーポレート・ガバナンス
第2回 不正対策に関する経営者の責任、不正に関する監査人の責任、不正防止プログラム、不正リスクアセスメント
第3回 不正リスクアセスメント(続き)、不正リスク管理、不正検査士の倫理、CFE職業倫理規範、CFE職業基準

関連研修
リスクマネジメント研修Ⅰ-COSOフレームワーク(内部統制の統合的フレームワーク)
リスクマネジメント研修Ⅱ -不正リスクマネジメントと会計不正

関連eラーニング
内部監査スターターキット 入門編
内部監査スターターキット 中級編

※全社導入をご検討の場合は、カスタマイズやeラーニング収録も可能です。

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