理解度テストやeラーニング・オンライン研修の実施など、貴社向けにカスタマイズする事も可能です。お気軽にお問合せください。

人材育成サービス企業価値評価(投資分析Ⅰ)研修 -企業価値算定

企業価値算定のための投資分析手法の基礎を学習する研修です。

研修のねらい

経営幹部や投資家の視点から適切に意思決定を行うために、企業価値、事業価値算定の基本的メカニズムを習得します。
アカウンティングとファイナンスの繋がりから、代表的なバリュエーション(企業価値評価)の考え方まで段階を踏んで学習します。

特徴

●ファイナンスの概念は、新しい事業や提携先への投資、M&Aを活用した成長戦略が一般的になる中で、割引率や資本コストなど、管理部門だけでなく事業企画や営業企画などの事業部門の実務でも身近なものになっています。本研修は、ファイナンスの考え方を会計初学者の方でも理解できるように解説します。

●実務上よく使われる代表的な投資評価指標の正味現在価値法(NPV法)や内部収益率法(IRR法)、資本コストの理論を、実際の事例を交えながら解説します。

●Excelを使用した演習を通して、実際の業務で使える知識を身につけていただけます。

受講者の声

●アカウンティングからファイナンスへの考え方の移行がとても手厚くわかりやすかった。

●普段、自分で手を動かすことが少ないので、演習を通して実践形式で解説いただけるのが良かった。

プログラム

  1. 会計上の損益と現金との関係
    1) CFS, BS及びPLの関係
    2) 取引毎にBSをアップデートする
    3) 現金取引と期間損益
    4) 間接法によるCFSの作成
  2. 意思決定に関連するキャッシュフローの把握
    1) 増分分析の考え方
    2) 税金の考慮と節税効果
    3) 演習1: リースか購入かの選択
    4) 演習2: 新規設備案件の採算性評価
  3. 投資分析のための基礎概念
    1) 投資分析のフレームワーク
    2) 投資回収期間(Payback Period)と投下資本利益率(ROI)
    3) 現在価値の考え方
    4) 割引キャッシュフロー(DCF)法と評価指標
    5) プロジェクト・キャッシュフローとエクイティ・キャッシュフロー
  4. 投資分析に関する総合演習
    1) ケーススタディ
    2) 財務モデルの作成
    3) 感度分析
  5. 企業価値評価の基礎
    1) 企業価値評価の主なフレームワーク
    2) 市場倍率法とDCF法
    3) 残存価値の推定
    4) DCF法と市場倍率法を併用した企業価値の算出演習
    5) シナジー効果の考え方
  6. 資本コストの推定
    1) 資本コストの考え方と必要性
    2) 資本資産評価モデル(CAPM)
    3) 加重平均資本コスト(WACC)
    4) ベータの扱い
    5) 資本コストを算出するための演習

関連研修
企業価値評価(投資分析Ⅱ)研修-投資意思決定

関連eラーニング
投資分析基礎講座-企業価値算定

※全社導入をご検討の場合は、カスタマイズやeラーニング収録も可能です。

概要

日程・講義時間 2日・14時間
受講対象 事業投資に関する基礎を学びたい方
階層 内定者/新入社員~管理職・次世代リーダー・役員
実施形態 講師派遣・オンライン・eラーニング
導入実績 大手総合商社、投資銀行、大手メーカー、大手鉄道など