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変わるU.S.CPA(米国公認会計士)試験制度
CPAホルダーの転職市場、活況が続く
三輪 豊明
アビタス代表
米国公認会計士
日本国内にU.S.CPA(米国公認会計士)が増えている。U.S.CPAとは文字通り、米国で公に認められた会計士のことだ。米国外の日本に一定数の受験者がいる背景には、ビジネスのグローバル化に伴う、英文会計の専門知識に対する需要の高まりがある。米国人以外の受験者数を見ると、日本が最も多く、韓国、中国と続く。U.S.CPA試験は2017年4月、7年ぶりの制度変更という節目を控える。いわゆる「駆け込み受験」が起きており、転職市場にも続々とU.S.CPAホルダーが流入している。
- 世界へと拡大するU.S.CPA試験
- 新試験制度では分析力や判断力が重視される
- 監査法人でも増えるU.S.CPA