
昨今、日本でも話題になりつつあるプライベートエクイティーや不動産投資について理解を深められた
淺沼建物株式会社
本社 代表取締役社長
受講講座:Alternative Investments
1週間当たりの学習時間:14時間
MBAで習った内容のブラッシュアップとHBS onlineの講義内容、レベル感を知りたかった。
UMLのMBAを卒業して1年経過し、その間、京大のMBA集中講座を受講した経験も踏まえ、また、PEファンドやアクティビストの立場からの投資会社への考え方、経営への関与等を学習したいという意欲と、自身の資産運用にも生かせるのではないかという思いもあった事と、自身の会社の決算、株主総会後のタイムリーなタイミングにアビタスからオファーを頂いた事が受講のきっかけになった。昨今、日本でも話題になりつつあるプライベートエクイティーや不動産投資について理解を深められたことと、アメリカのファンド会社が実際どの様に資産形成を行っているかをケーススタディーを通して学ぶ事が出来た。また、日本においては、アメリカの様な本当の意味での企業価値向上に資する投資ファンドがどのくらいあるのだろうか?ただ、資本効率の良くない資産を売却させ、配当性向を限りなく100%に近くさせる事によってPBRを向上させて売り抜ける様なファンドが多いのではないかとの疑問を抱いたのと同時に、昨今の大手金融機関の投資動向は今回学んだPEファンドに近い動きをし出しているものの、個人の投資家にはまだ機会が少なく、日本のPE市場の今後の成長を期待したいと感じた。HBS onlineへの辛口のコメントとすれば、教授との接点は残念ながら期待する事が出来ない事、受講生との接点も学習の進め方の時間差もあり、接点を広げる事がなかなか出来なかったと感じた。また、講義自体が2-3年前に構成されたものであると思われ、コロナ後のインフレや市場の不確実性、急速なAIの普及等最新の情報が反映されていなかったのも残念な所だった。ただ、実際のGPや不動産取引ケースを紹介して頂いている所が、さすがHBSであると思った。MBAを卒業された方やCPAをお持ちの方、同等の知識を習得されている方や証券会社、ファンド運用に携わっている方等が、更なる知識の習得や向上、HBSコミュニティーへのアクセス等の為に受講される価値はあるのではないかと感じた。
アメリカ本土の受講生からフィードバックを頂き、LinkedInでも繋がる事が出来た事が印象的だった。
ディストレスインベストメントによる企業の債務を安く購入し、企業への強制的な再編を強いるファンドの敵対的手法のケーススタディーに衝撃を受けたが、以前取引のあった企業が倒産し、銀行のOBが運営するファンドが債券を銀行から安価で購入して企業を乗っ取り、元代表者が自害した企業があり、残念ながら企業の再生には至らず、残った不動産を売却して終わった企業を思い出した。
PEファンドやデリバティブ、ヘッジファンドや不動産等に株式投資と共に投資を検討されている方々、若しくはそれらを運用する立場にいる方、資産形成や運用を検討されている方には非常に有益な講座であると考えます。但し、企業財務や企業価値評価に関するある一定の知識を基礎知識として持っていない方にはお勧めは出来ないかと思います。
