
近年、企業がシステム構築・保守を外部に委託する際、セキュリティ上の義務の所在をめぐる法的紛争が増加しています。特に、重要情報の漏えいが発生した場合、委託者と受託者のいずれが法的責任を負うのか——この問いに対して、裁判所は必ずしも直感的な答えを出すわけではありません。
本セミナーでは、実際の裁判例(東京地裁令和2年10月13日判決)を題材として取り上げます。同判決は、ECサイトの決済モジュールに起因してクレジットカード情報が漏洩した事案において、受託者の債務不履行責任を全面的に否定した判決です。決済モジュール開発者の範囲の画定、セキュリティ対策義務の帰属、契約書に明示のない義務の成否など、実務に直結する重要論点が凝縮されています。
さらに本セミナーでは、こうした法的リスクを踏まえた上で、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度の最新動向、情報システム監査の視点から、内部統制・ガバナンス体制の構築をどう進めるべきかについても解説します。
| 開催日程 | 2026年6月17日(水)13:00~14:00 |
|---|---|
| 参加費 | 無料(事前登録制) |
| 実施形式 | Zoomオンライン |
| 定員 | 500名 |
| 開催者(共催) | 株式会社アビタス |
| 申込締切 | 2026年6月14日(日) |
LPA法律事務所外国法共同事業 日本法プラクティス統括パートナー・弁護士
NTTデータ、投資銀行(三菱証券)への出向及び国内外の法律事務所での実務を経て、2026年5月より、フランス・パリを本拠とする国際法律事務所LPAの日本拠点パートナーに就任。LPAは欧州を中心にグローバル展開する総合法律事務所であり、日本における数少ない欧州系国際ファームの一つである。
上場企業から中小企業まで幅広いクライアントに対し、IT・データ・クラウド領域を中心に、契約実務、サプライチェーン管理、情報セキュリティ対応、データ移転、金融規制対応等について助言。加えて、M&A、投資、組織再編、ファイナンス等のクロスボーダー案件に多数関与する。
近時は、ランサムウェア対応、情報漏えい時の法的対応、委託先管理・契約整備など、サイバーセキュリティを巡る法的リスクマネジメント及び紛争対応を重点分野としている。
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