これまで、企業のBCP(事業継続計画)に関する監査・点検については、多くの場合BCP推進側(総務部などの事務局側)からの視点で語られることが多く、監査役や監査部門からの指摘や取組みについては、一時的なものに終わってしまっていることが多いようです。
しかし、監査役・監査部門という「リスク管理最後の砦」による注意喚起や発信を、全社的な改革の戦略と共に描くことができれば、監査役・監査部門の本来果たすべき役割が強化され、同時に全社的にもあるべき姿に近づき、投資家・株主にも自社の自浄作用について実効性が担保され、リスク管理が機能していることの証左にもなります。
そこで今回のセミナーでは、大胆に視点を切り替え、従来の経営視点に加え、監査役・監査部門によりBCPをどのように監査・点検し、BCP推進側(総務部などの事務局側)とどのように連携・協業しつつ、全社的なBCPの再起動につなげるかという視点で、論点整理を行ってまいります。
監査役様、監査部門の皆様はもちろん、経営層の方々、BCP事務局の方々も含め実務に役立つ情報満載のセミナーです。皆さまのご参加をお待ちしております。
・BCP(事業継続契約)を巡る各企業の現状
・経営視点での「BCP、再起動。」のポイント
・監査役・監査部門が主導する「BCP、再起動。」の具体的手順
・監査役・取締役と監査部門への期待~機能するリスク管理を目指して~
・質疑応答
開催日時 | 2023年6月2日(金)15:00~16:30(14:45~アクセス開始) |
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参加費 | 無料(事前登録制) |
実施形式 | Zoomオンライン |
定員 | 500名 |
開催者(共催) | 株式会社アビタス |
申込み締切日 | 2023年6月1日(木)12:00 |
森総合研究所 代表(兼)首席コンサルタント、内閣府「防災技術の海外展開に向けた官民連絡会」メンバー、所属学会は、地域安全学会及び日本危機管理防災学会
慶応義塾大学を卒業後、静岡県下田市役所に入庁。税務課、建設課、総務課での勤務と静岡県庁防災局への出向を経験、計12年間地方公共団体で実務経験を積む。2007年から住友電装株式会社にてリスク管理体制の再構築やBCPの策定、パンデミック対策、全社的な人事総務業務まで幅広く携わる。2011年から大手企業でコンプライアンス、リスクマネジメント、CSRの責任者を務める。2015年に独立し森総合研究所を立ち上げる。年間平均250件以上のペースで、各種講演やコンサルタントとして稼働している。その他、大学での講義、テレビ出演、パネル参加、書籍執筆など幅広く活躍。
【著書】
「企業法務入門テキスト~ありのままの法務~」2016年 商事法務 共著)
「図解 新任役員のための法務・リスクマネジメント」(2018年 商事法務 共著)
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