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SeminarICT変革期におけるシステム監査の今後の方向性
高まるCISA®への期待
島田裕次氏
東洋大学総合情報学部教授
CISA®、CIA、CISM、システム監査技術者(経済産業省)
システム監査は、ITガバナンスの確立に不可欠な機能であり、ITガバナンスを点検・評価するという役割を担っている。AI(人工知能)、あらゆるものがネットにつながるIoT、ITを使った金融サービスFintechなどの新しいICT(情報通信技術)の急速な普及により、企業内でのシステム監査の役割はより大きくなっている。
ICT変革期ともいえる現在、システム監査部門およびシステム監査のグローバルな資格として定着しているCISA®(公認情報システム監査人)に求められる役割とは何か。事業会社で様々な部門を経験しCISA®として活動する講師が2時間にわたり分かりやすく解説。そのエッセンスをお届けする。
- 「将来を見据えた監査」が大事
- 「コントロール・リスク・目的」の三つの視点を持つ
- 「証明すること」が監査人の仕事
- ICTの進展で生じる新たなリスク
- 「システム監査基準」と「システム管理基準」
- 基準が想定しているリスクを考える
- 高まるCISA®への期待